診療科を選択する際はまず自己分析を

看護師として働く場合、希望する診療科を選択することになりますが、大きな病院だと診療科も多く、どれを選択すれば良いかわからないという人も多いでしょう。
診療科選びをする時には、まず自己分析をしてみましょう。

自己分析をすることで自分の強みが見つけられますし、キャリアプランがはっきりわかってきます。
自分が実現したいことや大切にしたいことがわかり、自分に合った診療科が見つけやすくなるからです。

自己分析のやり方は簡単です。
まず、自分の長所と短所を挙げてみます。
思いつく限り挙げてみましょう。
わからない場合は、過去に褒められたことや評価されたことを挙げてみると良いです。
次に、自分の看護師としての経験やスキルを挙げます。
自分の経験やスキルをきちんと整理することで、自分は何ができるかが見えてきます。

そして、看護師としての目標を考えてみましょう。
今、不満に感じていることや満足していること、これからやってみたいことを考えるのです。最後にこれだけは譲れないという条件があればそれを挙げます。
できれば優先順位をつけておくと良いです。
こうすることで、自分に合った診療科を選択しやすくなります。

性格のタイプ別におすすめの診療科を少しご紹介しておきます。
テキパキしている、行動力がある人は外科系が向いています。
根気があり、おっとりしていてマイペース、聞き上手な人は内科系が良いでしょう。

子どもが好きである、人の気持ちを敏感に察することができる人には小児科や産婦人科が向いています。
また、チームで働きたいならオペ室向きです。

診療科の選択に迷ったら、自己分析をしてみて選ぶようにしましょう。