看護師を仕事に選ぶきっかけはどのようなことなのでしょうか。
「医療関係で手に職をつけたい」「家族や自分を看護してくれた憧れ」「身近な人が看護師だった」という声は良く聞かれますが、実際に看護師になった人が感じた魅力を探ってみましょう。
実は、思いのほかに多いのが「ありがとう」と感謝の言葉を聞けるという意見です。
一般の職場では、仕事に対して毎日のように感謝の言葉をのべられることは少ないかもしれません。
しかし、看護師は患者やその家族から感謝の気持ちを直接聞くことができます。
これは自分が受け持った人からしか言われない、特別なこの点を魅力に上げる人は多いのです。
出産や育児でブランクが開いても、再び仕事に復帰できる点を、看護師の魅力だという人もいます。
子供が小さいうちは働くペースを落としたり、ライフスタイルの変化に柔軟な対応ができるのは魅力と言えるでしょう。
看護師の経験を生かして、家族の体調の変化にいち早く気づくことができるという声も多く聞くことができます。
体調の悪化は、すぐ身近な人でも起きるものです。
何の知識もないと、慌ててしまったり適切な対処ができなかったりということもありますが、看護師だからこそできるということがたくさんあります。
他の職業だと、親が働いている姿を子どもはあまり見ることができませんが、看護師の仕事は子どもが身をもって経験したり、家族の看護を目の当たりにしたりできます。
親子で同じ道を目指す子どもが多いことには、魅力を直接伝えやすいという理由もあるでしょう。